ことのは心理相談室が大切に考えていること
瞬間瞬間、私たちは選択をしています。
今起きていることはその選択の結果ですが、そのことに無自覚だったり、「~させられている」という理解は、自分という中心から離れた状態を意味します。
私たちは刻一刻と静かに変化しながら、肉体のみならず多層に渡って、調和的な状態を維持しようとしています。しかし釣り合いが保てなくなった時、そのアンバランスな状態を知らせようと、問題(心身の不調和、対人関係の不調和)という形で表出されます。問題そのものはいたってニュートラルですが、それをどう理解し、扱うかで、進む方向性や進度が大きく変わって行きます。
ことのは心理相談室では、起きている「問題」と自分(の在り方)との関係性に焦点を当て、そこを丁寧に見ていきます。点検することで「気づき」に繋がり、その気づきから意識的に選択し行動することで、どんな変化がつくり出されるかを確認しながら進めます。「自分との調和」を図って行くプロセスでもあります。
そして再調整されると、映し出される現実も変わって行きます。
自分のバランスが変わらない限りは、問題を一つ解決したように思ってもまた次、そして次・・と続きますが、「自分の在り方」に焦点を当てることで、そういった問題に翻弄されることもなくなっていきます。
どんな時代にあっても、自分を頼りにしていくことは確かな道です。
今こそ、自分軸へ。
相談室情報
- 受付時間
10:00~18:00
(月・日・祝日は受付がお休みです。) - 住所
埼玉県さいたま市大宮区東町
(お出でになる時に詳細はお知らせいたします。) - 交通・アクセス
JR京浜東北線・東武アーバンパークライン「大宮」駅
徒歩7~8分
カウンセラーについて
伊藤 公野(いとうきみの)
上越教育大学 修了(教育学修士)
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主に教育行政機関や学校など教育の領域でのカウンセラーとして約20年従事する。
1995年から家族療法機関で家族療法と個人療法の統合について学び、夫婦、家族、個人のカウンセリングの実践を重ねる中で、他者との調和を図るには個人の調和が図れることの大切さを実感し、関係性の視点を持った個人カウンセリングに重きを置くようになる。
2016年に思いもよらず死を近くに感じた経験から、改めて自分を見直すプロセスの中で、スピリット(本質、魂)が大元であり、健康の創造はスピリットと心、そして身体のハーモニーから成るものと知る。
「自分との調和ーBody-Mental-Spiritの統合」に向け、家族療法で培われたエコシステミックな視点をベースにしたカウンセリングと音叉を使ったエネルギーワークを提供している。
ことのは心理相談室 伊藤 公野(臨床心理士)