ことのは心理相談室のホームページの「Kokoro♪n」にお立ち寄り下さり
ありがとうございます。
Kokoro♪nは「心の音」。
その時々、心に響いたこと、浮かんだことを書き綴っています。
「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために人との身体的距離をとりましょう」
ということで、「ソーシャルディスタンス」という言葉をよく目にしましたが、
2ヶ月以上、社会とも距離を置いたことによって、
自分のモノの見え方や感じ方の変化に気づかれている方も少なくないと思います。
私は家族との関係性をこの機会で再認識しました。
また親しい人たちも職場や子ども、夫婦といったそれぞれとの関係性に
これまでとは異なった価値感や距離感を見いだされたようでした。
ここで非常事態宣言が解除されて一度閉ざした扉を再び開け、
一歩「社会」に踏み出した時、見慣れているはずの景色はどのように映るのでしょうか?
もし何か違って見えるようでしたら、
それは「自分軸」から捉えた景色なのかもしれません。
移行期の今、体が慣れていないことは別として、
体感も含めた違和感は自分からのサインかもしれません。
そのサインを打ち消したり、気づかないふりをするのではなく、
それを静かに観察してみてはいかがでしょうか?
何か大切なことに気づくことができるかもしれません。